< 夕陽のパケモン >

 

 

とある教会の神父さんはアメリカン、といってもアメリカンな単車に乗ってるわけでもなく星条旗のバンダナを巻いて「ビバアメリカ!」と言ってるわけでもなくて、アメリカ人なのでアメリカンなのだ。で、ミサにやって来る子供達がわいわいとポケモンの話をしているところへやってきました神父さん。

「アナタタチィ チョトォマチガッテイマスネェ、ポケモン ジャア〜リマセンネェ」

キョトンとする子供達を尻目に神父さんは続けます。

「ポケットモンスター デハナク、パケットモンスター ガ、タダシイハツオンデスネェ。
ダカ〜ラ、ポケモン デハナク パケモン デスネェ〜」

な〜るほど、確かに和製英語は世の中に氾濫してて、それをそのままカタカナだから英語だと信じ込んで英語圏に旅行に行くと「何それ?」と、全く通じない時がある。コーヒーなんかがその最たるものでカフィ♪なんてイキッた感じで言わないと通じない。ポケットも確かにパにアクセントがあるパケットと発音するな〜と感心してたら

「・・・ちゃうわ!ポケモンじゃ!」

と神父に抗い駆けて行く子供達、う〜ん、そらそだわな(笑)子供社会で「あ、それポケモンちゃうで、パケモンやで」と言ってたら日に日に友達が少なくなっていくこと間違いなしだわ。大人社会でも「カフィでも飲まへん?」と言うたらちょっと気色悪がられてしまうだろう。

パケモンジャンボは土手に集まった子供達にゆっくりとその姿を見せながら大歓声の中ゆっくりと着陸していく。

 

 

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