< だからイヤなんだ >

 

 

忙しさの山場は越えたんだけど、まだ完全にフリーな状態にはなれなくていまだに夜遅くまでモニタと睨めっこをしていて外に出る機会がほとんど無かった。ただ、今日はちょっとした用があって、行きたくもない役所に行った。

「印鑑証明書」が必要だったのだ。別に新車を買うわけでも借金をお願いするわけでもなく、ちょっと私の利益とは全く関係ない事に使うのに必要なので「めんどくさぁ・・・」と渋々取りに行ったのだ。私の住んでいる市では印鑑登録をすると強制的に印鑑登録カードを¥300で作らされる。どこでもかどうかはあっちこっちで住んだりしたことがないから知らないが、うちではこのカードが無いと証明書がもらえないという簡単な向こうの勝手な理屈だ。で、印鑑登録カードなんかしょっちゅう使うわけでもないので「え〜っと...これか」とカードの山から引き出してまずは近い駅前にある出張所に行ったのだ。ここは市役所業務で割とみんなが使う住民票とかそういう証明書を発行してくれるとこだ。役所まで行かないでいいのはナイスである。しかし・・・

私のカードは使用不可能になっていた(がびーん!) 不正をされたわけじゃなくて、このカードを失くして新しく作りませんでしたか?と聞かれて思い出した。そういえば作った作った。そのときも印鑑証明がいるというのでカードを探したらどこにしまったのかわからなくなったのだ。つまり、いつの間にか出てきた1枚目のカードを2枚目のカードと思って持ってきたのだ。あ〜・・・出直すしかないかぁ・・・。 でもね、このカード...ただの番号が書いてあるだけで、ICチップが埋め込まれるわけでもなければ、磁気テープが貼ってあるわけでもない、本当にタダのプラスチックなカードなんだ。番号を申し込み用紙に見て写して・・・窓口のおばちゃんがカードをちらっと見て、ほんで終わり(笑) え?なんのタメのカードやねん!って¥300円の価値に疑問が湧く。

と、ここでたいがいはもう自分のことじゃないし自分の頭の中の「めんどくさいレベルメーター」が極限まで上がっているので「明日や、明日」と自己納得するんだけど、今日は金曜日、役所は週休二日の休み放題してるので今日しかない。今度こそ絶対GETしてやる・・・と固く心に誓って実印を持って今度は本当の市役所まで出向いた。

で、「カードなくしたので作って、そして一通ください」と説明して再発行手続きが開始された。何回も何回も違う用紙に住所・氏名・生年月日を書いてようやく番号札がもらえた。で、再発行はちょっと時間がかかるそーなので近くでヤボ用を済まして戻ってくると、掲示板に私の番号があった。窓口には誰もいなくて、少し向こうで5人ほどのおっさんとおばはんがお茶を飲んで談笑している。

すいませ〜ん

・・・(お〜い、そこでもーじきあがりやな、とか思ってる役人、気づいてるはずやろ、見えとるやろ、茶は飲んでてもええんやけど、呼んどるのに知らんぷりすんな)

もう一度、すいませぇ〜ん! と今度はその役人どもの少し近くに、ぼけーっとなんもせんと座ってる若い男役人を見ながら言った。そう、お前や。さっきから仕事も終えてあとは帰るだけ、みたいに座ってるだけのお前。(私も仕事中の人にはなかなか声かけにくいし)

どうも部署が違うというのが後で私はわかったんだけど、そんなことは知ったこっちゃない。こっちからしたら役所に居て窓口の中にいる役人ならみんないっしょだ。どこの部署で何やってるかパッと見て服を色分けとか頭に部署のミニ看板でも挿してたらわかるけど、わからんもん。で、そいつはゾンビのごとくにふら〜っと目を合わさずにゆっくり立ち上がり、こっちにくるともなく、むこう(恐らく担当の部署か人)を探すような目で半径30センチくらいをウロウロしている、まるでMac OS7.5.1時代のシステムフリーズでも起こしたようだ。再起動もできない彼は一言も発することなく立ち尽くす。。。一応立ち上がったので外耳道と感覚神経は大丈夫そうだ。でもそれだけ。

もう色んな各地の役所で経験済みだから「またゾンビか」と思うだけで期待もなんにもしないんだけど、こいつは一般企業や大きくなくてもいいからとにかくお店だとかに勤めたら、間違いなく研修二日目でクビだ(私なら一日だけど優しさと間違いは誰にでもあるという点で一日プラス)。客へのリアクションができない、対応できないなら窓口なんかにいるだけで迷惑だ。こいつを起用して窓口付近においた上司の頭の悪さ、口の臭さも想像できる。関係ないか。まあ最近すごくマニュアル通りながらも向上したコンビニ業務のバイト君の接客態度にすらボロクソに負けてるのは誰の目にも確かだ。

「はい、お待たせしました(待ってなくても)」  「わかりました、少々お待ちください」

うちの義妹の口から先に生まれたようなうるさいほど喋り散らす姪っ子でも、2回教えたら満点の笑顔で言えそうなこんな簡単な言葉をどうして言えないんだろう?この若さと役所に勤めれてるということから試験勉強もしたろーに。

キビキビ動作とかハッキリした大きな声、笑顔、なんかはハナっから期待もなんにもしてない。とにかく仕事をしろ、しかも今回は仕事以前の接客態度の問題、いや、対人のなんか病気かな?とおもって心配すらしてしまうほどのバカっぷりだ。ゾンビの方がまだ人肉を食らうという目的意識があるだけしっかりしている。

ほどなく窓口のおばちゃんが「すいませぇぇ〜ん」と巨体で飛ぶように駆けてきて印鑑登録証明書と通算3枚目となるなんでもないタダの印鑑カードを手に入れたわけだけど、これだから役所に来るのはイヤなんだ。いい人もいるんだろうけどそうじゃない人が目立ちすぎて(隠せよ、窓口から)埋もれちゃうんだろうけど、これで市は財政難とか言うたらしゃっきまわそう(「しばきまわす」の口語)と感じたのだ。

というわけで帰ってあちこちでもらうカードを積み重ねてみた。奥が今後いつ使うのか予測不明の印鑑カード。そして手前の一番上がタダでなんぼでも発行してもらえるヨドバシカード。私はいつも財布に入れてるわけじゃない(分厚くなるので)からヨドバシに行った時に思い出してほぼ毎回発行してもらったりして、こちらは通算10枚を超えている。タダでなんぼでも再発行してくれておまけにポイントで買い物もできるんだから同じカードでも存在価値は雲泥の差だ。その下の古本市場のカードもちまちま貯めていると、忘れかけた頃にDVD一枚買えるくらいになったりする。役所にそんなのを求めたりしないけど、せめて人間を窓口に置いてくれ。行きたくもないトコに行くと、ろくな事がない。

さて、仕事に戻ろう。。。

 

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