< Slow Dancer >

 

 

流すのは大好きだ。写実である写真が反対に絵のようになるし、なにより絵が生き生きと動くようになる。これはいくらハンディムービーがハイビジョンになったって写真でしか出せない領域だ。絵描きが筆を自分の一部のようにはしらせるようにでかくて長い白い玉をラインと重なるように追う。真剣勝負のような一瞬。

なーんちゃって(笑)実際にはもう必死のパッチ(注1)だったりする。撮り終わったらもう息がゼイゼイハーハー...走ってるライダーはもうすごい大変だろーけど、こっちも頼まれて仕事で撮ってるわけでもないのに勝手に大変なんだわ。止まってくれ....止まってくれ...って思いながら撮ってる。だからいい絵が撮れた時なんかはカッコのひとつでもつかせてほしかったりする。

立ち上がりのマシンはそれまで我慢していた有り余るパワーを吐き出すかのようにぐいぐいとスピードを増して生身の体とマシンのきれいなバランスを見せながら次のコーナーへと消えていく。速いマシンはファインダーごしでもすぐにわかる。他とは何かが違うのだ。力が入ってないようにも見えるほど柔らかくて見とれるほどキレイなラインを描いている。実際には尋常ではない速度と倒れそうなくらいの角度で走っている。人間業ではない。

 

注1)必死のパッチ:語源は不明 むちゃくちゃに根性入ってる様子 パッチが親父のパッチなのかわけわからん点もナリフリ構わぬ様が想像でき...る?

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