< 愛しのキンちゃん >

 

 

「チラ」っとこっちを見ているのがキン。クリスマスの少し前の寒い寒い日に初めて家のすぐ角でちょうどこんな風にチラっとこっちを見ていた。とても人懐っこくて呼ぶと嬉しそうに、しかし少し警戒して駆けてきた。おなかをすかしているのはすぐにわかったので「ちょっと待っててな」と、うちで飼っている猫のカリカリを持ってきてあげると、よだれを垂らしながらあっという間に平らげた。

それからの仲。 しかも私は猫大好き人間だからすぐに友達になれそうなときはピンとくるのである。

猫好きならわかると思うが、道で出会った猫全てがかわいくてしょーがない。猫のどこがいいのやら考えるとどこも利点やメリットなどないのだけどそういう問題じゃないのは生き物を飼うとかいう以前に対人間関係でもそうだろう、最初にメリットを考えて人と付き合う人などいない。(かな?)とにかく偶然に出会って、向こうは御飯が食えるかも♪ こっちはなんかこいつかわいい〜(^−^)という、そーいうどこにでも転がってそーな話だ。

カリカリは近所のコーナンやジャパンでいつもアホほど買っているので(何回も行くのがめんどーなので)まずはこのカリカリでもっと仲良くなってしまおうという大作戦。相手も飯を探す手間が省けたじょ♪と毎日、朝やってくるようになった。うしし。

こっちもうちの猫を少し甘やかしすぎたのか(非常に)贅沢な高飛車な猫になってしまい御飯がもひとつおいしくなかったら「フ〜ン...」と一瞥をくれて通り過ぎたりする。その光景は本当に偉そうな人間そっくりである。たぶん自分は人間で、猫の着ぐるみを着ているとでも勘違いしているんだろう、と思うほど。

ところがこのキンちゃん、やっぱりノラなのでそこら辺はめちゃくちゃ雑食、なんでもかんでも実にうまそうに食べてくれる。食べなくなって困ったカリカリが数キロあったりしても、これで全然大丈夫だ。ドンドコドンドンやる(笑)

そら食え食え、ん?もっと欲しいの?あは〜ええよええよ、死ぬほどあるから腹いっぱい食べや。ザラザラ〜(継ぎ足しの音)食いもんを探さないと明日をも知れないというノラにはユメみたいな話なんだろう。自分に置き換えてほわわわ〜んと想像してみれば、すごーく太っ腹な人がいて、毎日なんがしかの仕事をくれたりするのだろう。もっと仕事か?そっかそっか、ほなこれ撮ってきてくれ、あ、明日はここでその先ずーっとあるからね。支払い現金でええか?

じゅる〜〜〜〜・・・(笑) ユメみたいな話だ。

子供の頃に親戚の家に行ったときなど、そこのおばちゃんが「いっぱい食べるんじょ〜」とご馳走をちゃぶ台いっぱい並べておかわり〜!なんて茶碗を差し出すととっても嬉しそうに「なんぼでもおかわりしーよ」と、よそってくれた。(あ、もう無理だと思う...)ああいうのと同じ気持ちになってんのかなぁ。。。 男にも母性というのがあるのもかもしれない。

とにかく食うのを見てるのが嬉しかった。なんせめちゃめちゃ食うし。頭のひとつでもなでなでしーたいけど、それまでにはやっぱり時間がもうすこしかかるだろう。

被写体が向こうからやってくるので、いつもカメラを片手にカリカリ袋片手がスタイルになった。キンをずっと見てるととても面白い。猫との完全相互理解など無理かもしれないけど、理解しようという姿勢は距離を縮める、確実に。(とこっちは心フルオープンで勝手に思ってる)

 


しかし縮まらないのが犬と猫

 

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