< 鈴鹿1000kmレース その2 >

やってきました毎度御馴染みヘアピンカーブ。1速まで落とすらしいので一般的に言うと速度が遅く撮影しやすいポイントなのでカメラマンの数もとても多い。スプーンまで行かなくともマシンの滞在時間が長く近くで見えるという点も観戦にはとても良い場所である。ただ、本当に撮影しやすいかというと、撮っていくうちにけっこうむつかしいというのがいずれわかってくるのだ。

 

ヘアピンはセオリー通りのキッチリした前からのショットを撮るには最高の場所だ。観客席の椅子から、自分の焦点距離に合った場所を選べばこの通り。すごく安定して次々に立ち上がるマシンを捕らえることができる。ただしこの写真にしてもけっこう考えて撮らないとこうはならない。そのあたりはもうカメラマンの意思を込めてるトコだから見て感じる人が感じればいい。

 

左フロントの辺りが耐久レースを物語っていてすごく射止めてやろうと思わせるマシンだった。写真の中から鬼気迫る何か(それは実際に見て感じた本人しかわからない)、例えば暴力的なまでの加速や吹け切るレッドゾーンからのシフトアップの際のあの音、そういう写らない何かが写真に出るようにその場で考えつくありとあらゆる可能性の中から最良と思われるもの全部をコントロールする。

 

逆にとにかくパッと見の印象をキレイに、という感じを狙うとこんな感じ。こういう絵でいいならコンスタントにいくらでも量産できちゃうようになったみたいだ。日頃の飛行場での撮影が効いてるなぁと自分に感心。これに味をつけるのがミソなのだ。

ものすごく難しいボディ色はデジカメ泣かせ。ペンタやミノルタ、EOS1Dで撮ったらいい色が出るだろうなぁと思う。しかしこんなカッコいいマシンに乗って床までスロットルペダルを踏みつけるっていうのは死ぬまでに一度でいいから経験してみたいなぁ。

 


ここでは同じような絵ばかりが撮れちゃうが当たり前のことなので仕方が無い。コーナーコーナーで紹介していくとそーなるのであしからず。マシン紹介みたいな感じかな、「あ、このマシンむちゃカッコいい!」とかそんな感じで楽しんでください。

 


オマケ

<悪魔のオラオラ走り>

サーキットでも一般道でもできれば遭遇したくないシュチュエーション。昔に単車で走ってる時に隣の両車線が空いてるのにこれをされたのでフェイクブレーキじゃなく、思い切りリアブレーキを踏んづけてケツをロックしてやったらバックミラーの中でギュワンギュワン!と左右に不可思議な蛇行しながら消えていったことを思い出す。血気盛んな頃だったので何にも怖くなかった。今じゃ逆ギレで撃たれるか刺されますね。

他には行き返りの西名阪や渋滞していない平日昼間の阪神高速環状線では近いものがよく見られます。
阪神高速ではマシンが2tトラックだったり軽1BOX営業車に変わり、普通乗用車などは割とクルージングシケイン状態だったりします。

西名阪ではリアビューから2本の排気口が見える重厚なスポーツセダン、そして背の高いRVていうジャンルなのか、何人も乗れるボンネットのある箱の車が近畿道にかけて見られる現象ですね。しかし「はいはいはい、今のきますのきます(避けます)」と道を譲っても料金所で何故か一般レーンに苛立たしく並んでたりして、スパーン!とETCであっさり意図しないぶっちぎりができたりする時に、何故かこっちが気恥ずかしく気がつかないフリをしてしまうのは私だけなんだろうか。

 

 

 

 

 

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