< ヤマハのSRという単車 >

 

単車好きでキレイな写真を撮るのも好きだが、速い遅いは別として自分であれこれつくりあげたマシンで走るのも好きなのでしばしばサーキットで思い切り走るのを楽しむことがある。去年の11月にライセンス講習の際に知り合った京都のY氏と今回も「いっしょに走りましょう〜」とサーキットで落ち合った。私のマシンは超初期型78年頃の古い古いSR500、手前はノーマルレース用のグース350、グースはともかく私のマシンはサーキットのパドックじゃちょっと(かなり?)浮いてしまう。

ちなみにY氏はSRレーサーも製作していると冬の間のメールで知らせがあり、足回りノーマルの「バイアス同盟」というのを結んだのであるが、春近い頃に「何故かXJR400の足回りがあったりします・・・」と同盟解消の知らせがきたりする実は大人気ない方である(笑)。マシンの完成はまだのようだけど、このパドックに2台SRを並べていっしょに追いかけっこをしてみたいなぁと楽しみしている。

 

ここで俺のマシンを紹介するぜ、なんてこっぱずかしいことはできないのでまあこんなのでサーキットのシケインになって迷惑をかけています。サーキット出没回数は年数回なのでたまたま運悪く御一緒してしまったり、コースで見かけても石投げたり幅寄せしたりしないでね。OK牧場(岡山国際サーキット)の2輪枠は1分50秒までで枠が決まっているんだけど、2Dっていう遅いヤツ枠も作って欲しいっす。2分切れない私、これでも気を使って走っているので伸び伸び走れるほんわかぱっぱ枠があればと熱望。

ご覧の通り何にも特筆するべき点が全く無い。サスは前後カヤバだしフロントは18にサイズダウンしてあるが(当時は19インチ)タイヤはバイアス最高峰のTT100GP。怖いもの知らずで作った数年前にレースに参戦したことがあるんだけど、周りはみんな足回りをごっそり変えててラジアルタイヤでウォーマーなんかも装備してて次元の違いを痛感し(もちろんタイムも(笑))とっととやめて走るのを楽しむだけにした。2VS出場者はみんなホッとしていることだろう。

なんでこんなシーラカンスのようなのではしっとるかというと、私のコブシよりもでっかいピストン1個がボッカンボッカンと一発一発爆発して、レッドゾーンはヨシムラST2カムを入れてても7500〜8000回転程度のこのエンジンとバイクというより単車と言った方が似合う数少ない単車、SRが好き、ただそれだけの理由なのだ。オーバーレーシングマフラーから奏でられるビッグシングルの爆音は「ストレートの音(だけ)はめっちゃええなぁ」とお褒めを頂くほどのビューティフルなサウンド。裏を走ってるときも「ああ、今あの辺はしっとるな」とわかるほど聞こえてくるそうでコーナーの進入シフトダウンしたときはリッタークラスの前を走ってるライダーが振り返りラインを譲ってくれるほど。。。(申し訳ない m(_ _)m )

「いえ、あの。。。ありがたいんですが多分貴方の方がはるかに速いと思いますんでお気遣い無く。」

 

快調に自分なりに走り、この日3回の走行枠があったのでせっかく行くのだからと全部走ったその最後の走行、慣れてきて調子も良く自己ベスト目指して2周ほどタイヤを暖める走りをし、さて行くぞ!といい感じでラップしたその周の最終コーナー立ち上がり、スロットルを開けてもエンジンが反応してくれない・・・え?(・・)あれれ〜?

ドナドナしてもらいました〜(;;)。。。 原因はガス欠。もったいない。。。

という情けないオチまでつけて今年の初走行はとにもかくにも無事終了。京都のYさん、お疲れ様でした〜!帰りはケチケチ帰阪コースで800円で帰る道中ぐわんぐわんと夢へのお誘いで2回ほど死にかけ5秒前状態になりながらのんびり帰った。準備も大事だけど睡眠はもっと大事。

 

 

 

 

 

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