< DIZZY MIZZ LIZZY >

久しぶりに心斎橋はHMスタジオ(リンク参照)におじゃました。実に数ヶ月ぶりのスタジオ。

DIZZY MIZZ LIZZY、読み方はディジー・ミズ・リジーと読む。およそHRとは縁が無さそうな勝手な先入観から不思議に思ってしまうが、北欧デンマークのバンドである。リジーというよりはリズィーと読むのが音的には正確だろうが、古くはシン・リジー、オジー・オズボーンもZZYはジーと書かれているのでリジーでいこう。そんなことはどーでもいい。

メンバーのGとBが他のDrと最初にはじめた完全コピーバンド、そのドラムの後釜にたまたま深夜の散策で見かけたメンボの掲示でメールを送ったのがきっかけで、とてもいいメンバーとめぐり合うことができた。で、そのとき私は音楽浦島状態になっていた(今もそうだが)洋楽80年代で止まっているのだ。

今やもう大御所になってしまったGREEN DAYが出た頃からジャンルが細かく分かれていってしまったのもあるし、ブルース系が大好きだった私は新しい音を自分の中に取り込めなかった、それで数年が流れて全く今のシーン(当時)が見えなくなったのである。で、いろいろあって基本に戻ろうと思って、バンドのメンバーを1から探したのも当時長くいっしょにやっていたBがいたのでGをずっと探していたんだけど、それも長くなりすぎるとなーなーになるというか、別に悪い意味では全くないんだけど、ずっとぬるま湯というか安心しきった間柄をこっちへ置いておいて、まるっきり知らない人がどっかで待ってるかもしれない世間に飛び込もうかということから手当たり次第にあちこちのドラム募集にメールをして良さそうなバンドは片っ端からスタジオで音あわせをした。ところがこれまたその相性というかそういうのが難しいというのに気がついた。ブルース系のロックをしているというのでスタジオで音出したらギターが弾いているのか上手いんだかどーだかわからないようなしょぼしょぼの小さい音で弾いていたり、あるいはちょっとこれは・・・違うんじゃないすか...と思ってしまうバンドまであったりして、演奏技術もすごく大事なんだけどそれよりも音を出してピンとくる何かがないバンドばっかしだった。少し諦めかけたときに、今のバンド、メンバーにめぐり合うことになった

しかしDIZZYの曲を聴いたことが無い私はとりあえずすぐに送ってもらったCDを聞き、衝撃を受けることになるのである。な・・・なんじゃこれ!(・・) で、できる・・・かな?(HR好きで知らない人は是非聞くべし)

気がつけばもうその頃ですでにスティックを握り始めて20年弱が過ぎようとしていた私は、昔ボロボロになるまで読んでいたリズム&ドラムマガジンの創刊号〜10号くらいまでのどれかに「スティック100本折ったらプロになれる」といっていた つのだ☆ひろ氏 の言葉を「・・・ウソやん」って思いつつ、変拍子に悩まされつつコピーを始めた。聞けば聞くほどわからないDIZZYの世界、それが毎日毎日聞く間に少しずつ体に染みてきたのだろう、考えて叩くよりも体が反応するようになってきた。これでないとノレないし気持ちが入らない。コピー、オリジナル曲どちらもそうなんだけど、身体に入らないと叩けないのである。叩けないといっても譜面があるならその通りに近いくらいは叩けるんだけど音に根性や気持ちが入ってないドンカマに近い音になるような気がするのだ。先に書いた写真と同じで、頭で感じてる間はなんかダメなんだ、体が感じないと。

で、このバンド、一度のライブの後、休止状態が続きようやく活動再開となったのが今夜だったのだ。そりゃ嬉しかったよ〜。でかい音、生の楽器、外は凍えそうなほど冷たいのに叩いていると汗がどんどんでてきて、タンクトップで叩くまで脱ぎ散らかした。気持ちいい、音はやっぱり脳天からハートに直撃する。

かなりのスパンだったのでメンバー三人、それぞれ忘れている箇所なんかもあったりして肩慣らしスタジオと言いながらも休止期間を感じさせない音が心地いい。一発目の曲から腕に乳酸がたまるのをしっかりと感じながら・・・あっという間の久々に充実した2時間が終わる。

本当に不思議、ヘルプバンドで去年ライブで叩いたときは曲を完成させなければという使命というか責任があったし個人的に好みの音じゃないというのもあったりしたが、叩くこと自体は好きなのでライブではやっぱりいくらそういうバンドであってもいいタイコを叩きたいという気持ちもあって、スタジオではブーブー言いながらもライブの自己採点はまあまあいけたんちゃう?というのが出せたと思うんだけど、そんなものが比べ物にならないほど、自分のバンドは気持ちいい。悩む度合いの方が多いオリジナル曲よりも好きな曲をコピーしているというのももちろんあるんだけど、やっぱりメンバーがいい。これに尽きる。忘れまくった曲の箇所なんかをお互い笑いながら、でもガンガンいくとこはやっぱりグググゥ〜!とくるし、「これこれ!これや!」って具合。

平均年齢が30ウン才という高齢バンドだけど(しかも後半)、出てくる音は高校生の頃よりもはるかにでかくて伊達に20年もやってへんで♪というスリーピースとは思えない分厚い音なのだ。(だよね?G&B) バンドで全国制覇の野望を持つには歳をとり過ぎちゃったけど、DIZZYのカンコピバンドなんてそうそういないのじゃない?っていうのがうちのウリなのだ。加えてこの年齢で。

個人的にはキックペダルのダブルストロークが鈍ってはいないだろうかと心配していたが、ツインペダルのお世話になるわけにはいかない。フェイバリットドラマー、ジェフ・ポーカロがシングルペダルのまま死んでしまったので私は永遠にシングルペダルなのである。

さて、次はいつかな?もうすでに次のスタジオが待ち遠しいのであった。やっぱ音出すのは最高。


 

 

 

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