< 町の隙間 >

 


α-7D AF18-200mm

大阪空港へ向かう空の道はツインタワーの方向からまっすぐ長柄橋付近を越えて向かってくる。空港が近くなってくると高度がさがってくるのは当たり前だが、淀川をこえるくらいの時は少し大きめに見える程度なのだが、豊中付近まで来ると様子は一変する。何しろ近いのだ、飛行機が。お腹に何か書いていれば読めそうなほどはっきりと見える。

阪神高速池田線まで来るともう迫力はかなりのもので、しょっちゅう渋滞する朝夕には格好の暇つぶしにしている高速ドライバーも多いと思う。

そんなものうちの家じゃ窓開けたら飛行コースがホレすぐそこじゃ、と飛行機好きなら羨ましく思えてしまうほどのこの辺り。車をとめて少しぶらつきながら飛んでくるのを待っていると、少し音が大きく聞こえてきたかな?と思った瞬間に姿が見えてあっという間に過ぎ去ってしまう。

ここでフト思ったのが「騒音」。この春から大阪空港に4発のジャンボジェットが来なくなるそうだ。原因は騒音だとか。確かにうるさくないとは言えないが子供の頃に父親に飛行機を見に連れて行ってもらった時のような耳をつんざくような金属音や重低音を感じない、アレ?ってくらいに拍子抜けな音だった。プロペラ機と2発と4発を一応ひととおり待ってみたが、問題の4発よりはMDなどの少し古い2発の機種の方が甲高い音がしてうるさいほどだった。騒音問題は昔からややこしい問題だったりするし当事者でもないので触れないが、昔から住んでるならいざ知らず、空港ができてからの世代の場合はうるさいのを承知で住んでるんだと思ってたがそうでもないのだろうか。国際線も泉州へいってしまい、更に4発も飛んでこなくなったらずいぶんとのんびりした空港になってしまうんだろうなぁ。3月はさよならジャンボ、なんて感じで空港周辺は長い玉を持ったカメラマンでうじゃうじゃしそうな予感がする。撮るならまだ寒さ満点だけど今のうちだ。

 

 

 

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